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結論、内々定の辞退は全くもって問題ありません。
お世話になった就活エージェントに理由をしっかり説明したうえで、お断りするようにしましょう。
内定辞退も可能ですが、通常選考の内定辞退よりは複雑だということは念頭に置いておいてください。
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目次
1.内々定の状態であれば、就活エージェント経由であっても内定辞退して全く問題ない!
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内々定の状態は、まだ正確な契約を結んでいる訳ではありませんし、就活エージェントを利用したら、サービス経由で内定を承諾しないといけないというルールはないからです。
就活エージェントは、下記のような報酬モデルになっており、就活生を支援しているだけでは、一銭も利益が入りません。
そのため、どんな手を使っても就活生を引き留めようとしてきますが、心を鬼にして断るようにしましょう。
良いエージェントに当たると、企業側に代わりに説明くださる場合もあるので、楽に内々定辞退できる可能性もあります。
(※会社との普段のやり取りが、エージェント経由だったか、自分だったかで変わるので、注意してください!)
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法に触れるわけではないので、内定辞退は可能なのですが、エージェントと企業の両方に多大な迷惑をかけてしまうからです。
基本的なサービスは、入社してから報酬が支払われる(入社3カ月以内に辞めると罰金がある…)だとは思うので、あなたが承諾した時点で、金銭やり取りが発生している可能性は低いです。
ただ承諾した時点で、一定のやりとりは発生している可能性が高いので、迷惑をかけてしまう行為だということは認識しておきましょう。
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内定辞退してしまった会社、迷惑をかけてしまった人材会社と、今後、社会人として出会う可能性は非常に高いです。
内定辞退の対応が仇となって、今後の取引などで、嫌な思いをしないよう注意して行動しましょうね!
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2.就活エージェント経由で円満に内定辞退するために注意すべきポイント
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内定辞退をする場合は、下記のような引き留めにあう場合があります。
内定辞退はだめだとオワハラされる
就活エージェント?新卒エージェント?とかいうの使って就活やってる学生さんいますか?妹と妹の友人が使ってるんですが…キャリアデザインセンターとかいう会社の@typeの人が、まじで酷い求人ひたすら勧めてきて、内定辞退は無理とかオワハラされてるらしく(´・_・`)同じ人とかいないかな。
引用元:Twitter
内定辞退させてくれない就活エージェントが多い
最近では就活エージェントについての注意喚起もあった。金銭を要求してきたり内定辞退させてくれないところがあるらしい。
引用元:Twitter
上記のようなひどいオワハラに合わないように、下記点を意識するようにしましょう。
それでは順に解説していきます。
内定辞退の注意ポイント①|理由も添えて説明する
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下記の点を踏まえて「どういう点が足りなかったのか」についてきちんと説明すると、エージェントも納得せざるを得ません。
- 会社の雰囲気・人
- 成長環境
- 知名度
- 年収
- 福利厚生
「自分の就活軸がどこにあるか」「どの部分を最終決断の材料として選んだのか」の2点を抑えて、担当者に説明するようにしましょう。
そのうえで、内定辞退先はどの部分が足りなかったのかについて説明すると、尚良いかと思います。
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内定辞退の注意ポイント②|感謝の言葉をしっかり添えるようにする
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「ありがとう」という定型的な言葉だけでなく、「○○という点で将来を考えさせられた」や「○○が面接で役立った」等、できるだけわかりやすく詳細に感謝を述べるようにしてください。
そうすると、就活エージェント側も「あなたに割いた時間」に異議を見出しやすくなるからです。
前述した通り、就活エージェントは、ES添削・面接対策等どれだけ真剣に取り組んだとしても、貴方が内定を承諾してくれなければ、一切利益にはなりません。
「利益」という面でお返しができないからこそ、「やりがい」という面でせめてお返しできるように心がけると円満に内定辞退しやすいです。
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内定辞退の注意ポイント③|引き留められても折れないようにする
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基本的には、内定辞退したと『思っているんですが~』というような相談ベースの話かたではなく、『内定辞退させて頂きます』と言い切り系の会話を心掛けてください。
少しでも悩んでいる素振りを見せると、無理に説得してきたり、もう内定辞退ができないなどと嘘をついてきたりするからです。
「利益主義者」のサイコパスな就活エージェントに当たってしまうと、あらゆる手を尽くしても、内定承諾するように説得してきます。
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再度、こちらでまとめておきます。
- 理由も添えて説明する
- 感謝の言葉をしっかり添えるようにする
- 引き留められても折れないようになる
内定辞退は可能ですが、どれだけ「円満」に内定辞退ができるかで、将来が左右されるケースもあります。
うまく内定辞退できるかどうかも、ビジネススキルのある意味一種です。
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3.【Q&A】就活エージェント経由の内定辞退の際によく聞かれる質問集
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わたしが実際に聞かれたことのある内容をまとめましたので、電話をするのが不安な人は、是非下記の質問に対して、自分だったらどう回答するのかを先に考えていきましょう。
それでは、順に説明していきます。
よく聞かれる質問①|どの企業に就職するの?内定は決まっているの?
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「どの企業に就職するの?」に関しては、正直に回答してしまって構いません。
どういう軸で、なぜその企業を選んだのかを理由ありきでしっかり説明しましょう。
内定が決まっていないが、承諾しない場合は、その旨を伝えて、期間を延ばしてもらえるかを交渉して貰うと良いかと思います。
くれぐれも、『内定承諾を一度してしまってから断る』というのは、避けた方がよいでしょう。
一度、内定を承諾してしまうと、就活エージェントは「内定承諾」を盾にして、内定辞退できない状態にされる可能性があります。
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よく聞かれる質問②|○○を重要視するなら、(弊社経由)の△社のほうが合ってると思うんだけどどう?
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こちらは、どの企業に就職するのかの理由を説明した後に、よくきやすい質問です。
もうすでに選考は終わっているため、綺麗ごとは言わず、「年収」「福利厚生」「知名度」等、最終的に決めた理由を正直に話してもらって問題ないかと思います。
就活エージェント側の説明に一貫性があり、丸め込まれそうな場合は、「お話はごもっともなのですが、既に内定を承諾してしまいました…」と嘘をついてしまいましょう。
内定承諾をしてしまった企業に迷惑をかけたくないという旨を伝えれば、基本的に諦めてくれるでしょう。
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よく聞かれる質問③|妥協せず、弊社経由で就活を継続してみない?
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内定辞退は受け入れるが、どうしても自社経由で内定させたい場合に、こちらの質問が飛んできやすいです。
この場合は、内定予定の企業の粗を探して、悪口を言ってくるケースがありますが、絶対に揺れないように注意しましょう。
内定予定の企業の悪口を無視して、エージェントの提案を断るには、定量的な情報でではなく、『内定先の人が良い人だった』などの定性的な情部分で断るようにしてください。
定量的な情報で断ると、内定先の企業よりも条件のよい「受かるかわからない企業」を無理に提案してくる可能性があるためです。
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よく聞かれる質問④|大手よりベンチャーの方が成長できるのに、本当に大手を選んで大丈夫なの?
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ベンチャー企業しか取り扱いがない、小さなベンチャーの就活エージェントがよく言いがちなので注意をしましょう。
「大手」「ベンチャー」どちらに入っても成長できます。
ベンチャー企業でしか働いたことのない担当者の言葉に耳を傾ける必要は一切ありません。
自分にあっている成長場所がどこかをわかっているのは、自分自身かと思うので、その旨をしっかり伝えた上で断りましょう。
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心を揺さぶってくるような言葉をかけられる可能性はありますが、その行為は「就活エージェントが焦っている証拠」です。
どれだけ説得されたとしても、自分の意思は揺るがない姿勢を見せるようにしましょう。
とはいえ、内定辞退は気持ちがよいものではないですし、できるだけ内定辞退しなくてもよいような企業しか紹介したい就活エージェントを選びたいですよね。
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5.内定辞退せずに済みそうな優良企業を取り扱う就活エージェント5選
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今回は、下記の選考軸で厳選いたしました。
- 軸①:企業取扱数:
質の良いホワイト企業の取り扱い数が多いかどうか - 軸②:丁寧さ:
担当者の対応が上から目線でなく、就活生に寄り添ったものかどうか - 軸③:選考対策力:
ES・面接対策などが充実しており、内定に繋がるものだったかどうか
この3軸をもとに点数をつけた結果、結果は以下のようになりました。【広告含む】
とくに関西にて「情に厚い」担当者だと高評価 | ||
オリコン顧客満足度にて「企業紹介」の欄で堂々1位を獲得 | ||
内定がない人の駆け込み寺として有名 | ||
手厚い選考対策を求めている人におすすめ | ||
取り扱い企業数5,000社以上と業界最大級 |
それでは、順に解説していきます。
1位.irodas|暑苦しいほどの手厚さが高評価
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関西にいる学生なら一度は耳にしたことがある同サービス。
本拠地が大阪だからか、就活生と距離が近い「情に厚い」担当者が多く、アドバイスもかなり的確で優秀だと人が多いと高評価。
また取り扱う求人は、今を時めく人気ベンチャー企業がほとんどです。
また、実際に友人が利用していたのですが、面談は複数回実施はもちろんのこと、内定した後も継続して就活相談にのってもらったとのこと。
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相談してみる(irodas公式サイト):
https://irodas.com/irodassalon/
2位.キャリアチケット|厳選した優良企業を紹介してくれる
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前述した通り、就活生の中では、紹介企業が良いと好評で、オリコン顧客満足度の紹介企業部門で1位を獲得しているサービスです。
取り扱う企業の種類としては、上場企業の子会社・系列会社などが多い印象。
ただ基本的には『あなたに合った優良企業を紹介』をモットーにしていることもあり、メガベンチャーだけでなく、スタートアップ・ミドルベンチャー企業の就職も視野に入れている人におすすめできるサービスです。
隠れ優良企業を、大量にではなく少数に絞って紹介して欲しい人は、是非登録を検討してみてくださいね!
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相談してみる(キャリアチケット公式サイト):
https://careerticket.jp/
また先にエージェントサービスに登録するのが怖い人は、『キャリアチケットスカウト』というスカウト型のアプリを先に利用するのもおすすめです。
コチラも同様に「量より質」を謳っているサービスで、本当にマッチした選りすぐりの企業のみがマッチする仕組みになっています。
自分にあう企業を見つけるのではなく、見つけられたいと考えている人は是非利用してみてください。
キャリアチケットスカウト公式サイト:
https://media.careerticket.jp/
3位|キャリセン
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そんなに知名度自体は高くないですが、利用経験のある就活生が一定ラインいる同サービス。
就活終盤(6月以降)などに内定先が決まらず、駆け込み利用して内定GETしている人が多い印象です。
元々関西にも拠点を構えていたため、関西企業との繋がりも一定強く、関西で就職を考えている人も、一度利用してみてもよいのではと感じます。
また、就活エージェントサービスは、良い噂より、悪い噂流れる事が多いですが、ネット上の評判もなかなか上々です。
Googlemapの口コミ評価3.7を獲得しており、利用就活生からの信頼を一定集めているサービスだと言えるのではないかと思います。
【※寄せられていた口コミ抜粋】
フィードバックもしっかり教えてくれる良い担当者だった
9月の中旬から利用させていただきました。
私の担当の方はとても優しい方でした。
初めにzoomで約1時間の面談を行いました。とても親身に私の希望を聞きつつ、自分では気が付かなった強みを教えていただけました。また、今まで見てこなかった業種や業界を紹介していただけました。
選考中は、企業担当者の方と面接対策する機会を設けていただいたので、ポイントを押さえて臨むことができました。フィードバックもいただけたので参考になりました。面接前後もお電話やメッセージをいただき、とても嬉しかったです。担当の方のおかげで就職活動のモチベーション維持にもつながりました。
引用元:Googlemap
相談してみる(キャリセン公式サイト):
https://careecen-shukatsu-agent.com/
4位.JobSpring|優良企業を厳選して紹介
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大手というよりは、中小・ベンチャー企業の取り扱いが豊富なサービスで、軸に沿った理想の「隠れベンチャー企業」を探してくれます。
有名な会社が運営しているサービスでないこともあり、登録母数が多くないため、就活初心者でじっくり相談に乗って欲しい人におすすめです。
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5位.doda新卒エージェント|取り扱い企業数5,000社が魅力
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ベテラン就活エージェントなので、まずもって取り扱い企業数が5,000社以上と圧倒的なのが魅力。
企業数が多い分、大手の取り扱いももちろん多く、上記のような人気企業が登録に名を連ねています。
またエージェントサービスだけでなく、同社が運営する『dodaキャンパス』というオファー型サイトもおすすめ。
プロフィールを書いておくだけで、以下のような人気企業からオファーが届く可能性があります。
オファー型サービスとエージェント型サービスは連動しています。
そのため人気企業から急にオファーがきて、どう対策をいいかわからない時もすぐに対応してくれるので心配ありません。
したがって、基本的には『dodaキャンパス』入口で登録してみて、流れでエージェントサービスも受ける方法がおすすめです!
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「オファーがくるまで待てない」という人は、直接エージェントに相談して、人気企業を紹介してもらうようにしましょう。
dodaキャンパス公式サイト:
https://campus.doda.jp/
doda新卒エージェント公式サイト:
https://doda-student.jp/
ここまでは、内定辞退せずに済みそうな企業を紹介してくれる就活エージェントをご紹介してきましした。
とはいえ、内定辞退の事を考えると、就活エージェントを利用するのが怖い…と感じる就活生も多いですよね。
そこで最後に、就活エージェントを利用するメリットについても述べておきますので、こちらの章を読んで、利用するかどうか決断してみてくださいね。
6.内定辞退が理由で就活エージェント利用を迷っている人向け!エージェント利用のメリット
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6-1.面接のフィードバックが貰える
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ここは就活エージェントによるから、絶対に貰えると断定はできないんだけど、担当者に頼んだら教えてもらえるかも!という感じです。
普通だったら、選考に落ちたとしても「なんで落ちたんだろう…」ってなって問題解決できてないまま、次の選考受けるから、同じ理由で落ちるみたいなことも多いんだけど、エージェント使ったらそこは防ぎやすいかなと。
落ちた理由が「長所がうまく伝わってこなかった」だったら、ここを改善すればいいし、逆に「悪い訳ではないんだけど、うちのカルチャーとマッチしないなと思った」だったらそこまで落ち込まずにすむし。
また、エージェント経由で内定した会社に絶対に行かないといけないというルールはありません。
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6-2.力のある担当者にあたると特別ルート経由で選考を受けられる
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結局、内定を貰える人は、特別ルートなんてなくても受かるんですけど、エージェント経由で行った方が、面接数が少なくて済みます。
とくに、九州の地元企業とかだと、いきなり社長面接みたいなこともある感じなので、ESなどの時間を使わず、さくっと内定を貰う事も可能かと。
ただ、地元企業とのパイプがそこまでなかったり、就活生の良さを説明できなかったりする力のない担当者にあたると、スムーズにはいかない点があるのは、注意が必要です。
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6-3.落ち込んだ時に話聞いてくれるので、モチベが保てた
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担当者とは、LINEでやりとりをとっていたのですが、3日に1回ぐらいは連絡して、近況報告をして慰めてもらうこともしばしばでした。
家族・友達・彼氏・彼女など、就活に対して気軽に相談できなかった私としては、このようにいつでも相談できる人がいるというのは、とても心強かったです。
余談ですが、私の担当者のかたは、エージェントサービスとは全く関係ない、個人的に仲の良い友人が勤めている企業などにも話を通してくれて、私が本当にあっている企業にいけるよう動いてもくださいました。
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就活エージェントの利用デメリットは、沢山あると思いますが、私は結構よい担当者に当たったタイプだったので、ここに関しては割愛させていただきます。
ただ思うのは、就活エージェントの言うことは、ほどほどに信じて、ほどほどに信じない事です。
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内定辞退は、法律上全く問題がありませんので、確固たる意志をもったうえで行動するようにしてみてくださいね。
ただ、円満辞退ができるかどうかもビジネススキルに関わる部分ではあるので、一方的な対応で内定辞退するようなことは避けましょう。
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